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自分で内装解体する注意点を解説!業者に依頼して安く抑えるコツも

2023年04月30日

「内装解体って自分でできるの?」
「解体業者に依頼せずに自分で解体ができれば、工事費用を安く抑えられそう」

そう考える方も少なくないでしょう。
確かに費用は抑えられるかもしれませんが、注意すべき点も多いのが現実です。

この記事では、自分で内装解体する手順や注意点に加え、業者に依頼しても費用を安く抑
えるコツを紹介します。
最後までお読みいただき、自分でやるか業者に頼むかを判断する参考にしてください。

自分で内装解体する注意点を解説!業者に依頼して安く抑えるコツも

自分で内装解体する場合に必要な許可・申請

自分で内装解体する場合、以下3つの申請が必要です。

● 建設リサイクル法の申請
● ライフライン停止の申請
● 道路使用許可の申請

解体する建物の延べ床面積が80㎡以上の場合、建設リサイクル法の申請を行う必要があり
ます。
届け出を忘れると罰則の可能性もあるので、注意が必要です。
解体工事を行う前には電気・ガスなどのライフラインの供給を停止するよう、申請します

電気の供給などを止めないまま作業を始めると、危険な場合もあるからです。
解体に使う重機や廃材を運ぶトラックなどの車両を道路に駐車しなければならない場合に
は、「道路の許可申請」を行いましょう。

お住まいの地域によってルールが異なる場合もあるため、自治体に事情を説明し、もれが
ないように注意してください。

自分で内装解体する手順を3STEPで解説

自分で内装解体する手順を、以下の3ステップで解説します。

1. 近隣住民に対して工事の説明を行う
2. 安全や近隣に配慮して作業を実施する
3. 廃棄物の処理や後片付けを行う

各ステップを詳しく解説します。

【STEP1】近隣住民に対して工事の説明を行う

作業を開始する前に、近隣住民に対して工事の説明を行いましょう。
騒音や粉じんの飛散などは、プロがやっても周囲に影響してしまう作業です。
そのため、個人で作業する際にはきちんと理解を得る必要があります。

工事の期間と作業時間や土日祝日も作業するか、日程や作業内容を紙面にし、渡した方が
伝わりやすいでしょう。

【STEP2】安全や近隣に配慮して作業を実施する

近隣住民への説明のあとは、安全や近隣に対して十分に配慮して作業を開始します。
注意すべき内容は、以下の2点です。

● 安全に作業するための道具をそろえる
● 養生の設置

解体作業に適した、重機・ツルハシ・ハンマーなどの道具の準備だけでなく、ヘルメット
や安全靴を装着して安全に作業を行いましょう。

作業中の騒音やほこりを抑えるために、建物のまわりをシートで覆うのも忘れないでくだ
さい。
作業中には散水などをして、周囲への配慮を徹底しましょう。

【STEP3】廃棄物の処理や後片付けを行う

廃棄物の処理も自分で行います。
解体工事で発生したものは、産業廃棄物の扱いになる自治体もあります。
その場合には、産業廃棄物処分許可を持つ業者への依頼が必要です。
業者に依頼する場合も、廃棄物の分別ができていないと追加料金が発生する場合があるの
で注意しましょう。

自分で内装解体する際の注意点3つ

この章では、自分で内装解体する際の注意点を、3つ紹介します。

● 解体する建材にアスベストが含まれる場合は届け出が必要
● 重機やトラックを使用するためには専用の免許が必要
● 何かが起きたら自己責任

どの項目も、知らないとトラブルに発展する内容ですので、しっかり理解しておきましょ
う。

1.解体する建材にアスベストが含まれる場合は届け出が必要

解体する建物にアスベストが含まれる場合には、届け出の必要があります。
解体する建物の建材にアスベストが含まれている可能性がある場合には、事前調査や成分
分析を行ってください。

その結果、基準を超えるレベルのアスベストが認められた場合には、着工前の届け出が必
要です。
アスベストの除去作業は、健康被害の危険もあるため、専門の業者に依頼する必要があり
ます。

2.重機やトラックを使用するためには専用の免許が必要

解体に重機やトラックを使用する場合、専用の免許が必要です。
事前に必要な重機の免許を取得するか、もともと免許を持っている方を作業員として雇う
などの準備をしましょう。
無免許で操作した場合には、当然ながら罰せられますので、注意が必要です。

3.何かが起きたら自己責任

何かトラブルが起きたら、すべてが自己責任です。
工事中に騒音や事故で苦情が入った場合も、自分で解決しなければなりません。
場合によっては、損害賠償責任が発生する可能性もあります。

内装とはいえ、解体工事は大掛かりな作業になるため、体力も必要です。
限界を感じたら、途中で専門の業者に依頼できます。

しかし、その際には最初から依頼するよりも高額になる可能性もゼロではありません。
費用を抑えるために自分で始めた解体作業が、大きなリスクとならないように細心の注意
が必要です。

内装の解体を業者に依頼する場合|安くするコツ2つ

リスクを避けたいなら自身で解体はせず、業者への依頼をしましょう。
この章では、内装解体を安く業者に依頼するコツを2つ紹介します。

1. 屋内の不用品は自分で処分する
2. 解体工事業者へ直接依頼する

それぞれを詳しく解説します。

1.屋内の不用品は自分で処分する

依頼前には、屋内の不要品を自分で処理しておきましょう。
解体工事で発生する廃棄物は自治体にもよりますが、多くの場合は産業廃棄物となります

工事後に産業廃棄物があると許可を持った業者に依頼する必要が出てきます。
撤去費用がかさまないよう、自分で処分しておきましょう。
工事前にあらかじめ自分で処分しておくと、撤去にかかる費用を節約できます。

2.解体工事業者へ直接依頼する

解体工事業者へ直接依頼すると、費用が安く済みます。
ハウスメーカーに依頼をすると下請け業者に工事を回すため、中間マージンが発生して高
くなりがちです。

初めから解体業者へ依頼した方が下請けを雇わないため、費用は安くなります。
複数社で相見積もりするのもポイントです。

まとめ

内装解体の手順や注意点について解説しました。
内装解体は自分でもできます。
しかし、何かトラブルが起きた場合はすべて自己責任となり、損害賠償責任に発展する可
能性もあります。

このようなリスクを避けるため、初めから専門の業者に依頼するのも一つの手です。
業者をお探しの場合には、内装解体工事を専門に手掛ける「有限会社一生興業」をぜひご
検討ください。